苗場山麓ジオパーク振興協議会を視察
視察日時 令和5年11月14日(火) 午前9時56分~午後0時
視察場所 新潟県津南町「農と縄文の体験実習館 なじょもん」
構成自治体 新潟県津南町 人口(R5.8.31現在)8,743人 面積170.21km2
長野県栄村 人口(R5.11.1現在)1,605人 面積271.66km2
ジオパークの特徴と目的
苗場山麓ジオパークは、約1万年間森と生きた縄文の民に習い、五感を通して体感しながら、自然との共生を学べることが大きな特徴でした。
白山市とのジオパーク活動の発展を図ることが目的。
縄文の体験実習館「なじょもん」について
津南町の立体地形模型や苗場山麓ジオパークを紹介する展示や書籍も置かれている。
同館内にジオパークの拠点を仮設置していた。
苗場山麓ジオパークは
苗場山麓ジオパーク振興協議会の基本的な考えは、「地域振興をしながら地域資源をどう残して、未来ある地域をどう考えていくのか」ということを主眼とし、将来に向かって、このことを考えられる人財(「材」ではなく「財」=宝)をいかに育成できるかという「教育」を基本としていた。
地域資源の保護
地域資源の保護は「保全」と「活用」に分かれるが、特にジオ・エコ(自然環境)を保全していくことは教育が重要で、活用策としては「郷土教育」と「観光利用」がある。
郷土教育としては、自然環境の全てが教材になり、それを組み立てる力が必要。
観光利用は、旅行会社などの民間エージェントとのつながりが必要で、その力を借りて観光誘客に取り組む、インバウンドの人たちが増え始めていることが励みとなっている。
ジオ学習の取組
地域のお年寄りによるジオ学習の展開、自分たちの歴史や技術を子供たちに教えると同時に、お年寄り同士の情報交換も行っている。
また、東日本大震災の翌日にお隣の長野県栄村で起きた大地震を教訓に、ジオ学習の中に防災学習も行っている。
観光は
旅の本質は「歩く・見る・語る・触れる・食べる・飲む・浸かる」の基盤をつくり上げていく力が大事。
今後の課題
津南町と栄村を合わせて1万人程度の人口規模、運営財源と散策道の管理運用、令和8年度の再審査に向けて対応。
今後は、新設する埋蔵文化財センター内にジオパークの新たな拠点を設け、既存施設をサテライト施設と位置づけ、拠点施設との連携を図っていくことが重要の課題。
新潟県三条市外部人材(CMO)視察
人口(R5.11.1現在)92,594人 面積431.9km2
視察日時 令和5年11月13日(月) 午後2時~4時
視察場所 三条市役所(三条庁舎):新潟県三条市旭町二丁目3番1号
市の概要
新潟県のほぼ中央に位置し、上越新幹線や北陸自動車道、国道8号、289号などの交通網が整備されており、北西部は日本一の大河・信濃川の沖積平野となっているほか、清流・五十嵐川が横断している。
日本有数のものづくりのまちであり、作業工具をはじめ測定器具、木工製品、アウトドア用品、冷暖房機器など、魅力ある製品や各種部品を創り出している。
視察の目的
ふるさと納税の税収額が2022年度には50億円と飛躍的に増加した。
これは、ふるさと納税の成長余地の大きさに着目した現市長が外部人材を登用した効果でした。
白山市の市長の政策の着眼点がどこにあるかで今後の白山市の地域活性化対策の方向性が決まると思いました。
視察項目「民間活力の導入・活用(ふるさと納税)」について
CMO登用の経緯
三条市の2020年度におけるふるさと納税の税収が7億円であったのに対し、隣の燕市は49億円であった。
現市長の施策として、ふるさと納税の成長を、民間活力導入で2021年10月に外部人材が登用された。
なお、外部人材(CMO)が市の公募に応募した大きな理由は、「市の強みと時代の流れ」、「街、組織としてのチャレンジ精神」、「自分の人生、キャリアにおいての合理性」の3つの理由からであった。
外部人材(CMO)のこれまで
2022年4月、ふるさと納税を通して地域活性化につなげることを目的にふるさと納税推進チームを立ち上げ、地域の企業や各種団体、協力者、職員等に理解を求め、協力体制を構築するところから進めた。
また、推進チームの職員には、「全国にPRする力をつける」、「稼ぐ力をつける」、「事業者と向き合うことで課題を見つけ、アイディアを出すことを求める」などの職員の意識改革を積極的に行っている。
また、三条市の持つ「ものづくり」、「アウトドア」、「自然」、「豊かな食」などの価値観とストーリーを理解し、自分のために好んで投資できる方々をターゲットとすることで、ふるさと納税による増収だけではなく、地域の特徴を理解し、地域の企業や生産者、人とのつながりを生かし、市民が誇れる「三条市」となるよう職員が一丸となって事業を推進する改革が進行しているように感じた。
日立市BRT視察
1月16日、17日の2日間会派立志で視察してきました。
公共交通の在り方について、日立市BRTの導入の経緯・実証の研修に行ってきました。
石川総線のBRT化等検討のため先行事例の日立市BRTの導入の経緯について説明を受け、実際運行しているバスに乗車し専用路線を走りながら担当者より更に細かく説明を受けました。
運転手不足ため国と連携して自動運転実証実験も行っているとのことです。
公共交通の存続課題でもある北鉄石川総線、白山市民の足の確保に今後のあり方が協議される中、金沢駅まで乗り換えなしで市民の足として公共交通のあり方の一例として大変参考にすべき方法として今後BRTも検討し議論する上にこの研修を役立てたいと感じました。
警視庁視察
首都東京を守る日本最大の警察組織警視庁の役割と活動についての視察をしました。
日本最大の警察組織のこれまでの経緯凶悪事件の関係物の展示がありました。
指令本部では、1日100当番通報5000件の対応を目の当たりにして首都東京を守る日本最大の警察警視庁組織力は凄いと目のあたりにしてきました。
国民の安全確保に最先端の取り組みを行っていることが理解できた。
旧岩崎邸視察
重要文化財三菱創始者旧岩崎邸の視察 明治史の一役を担った岩崎弥太郎邸、現在重要文化財旧岩崎邸庭園として一般公開、貴重な建築物に触れることができました。
明治・大正・昭和・平成と日本の歴史の一役を担った岩崎家の歴史の重さを感じる重要文化でした。
猪谷千春さんと面談
冬季オリンピックコルチナダンペッツオでアルペン種目回転競技において日本人初となる銀メダル獲得の猪谷千春さんと会う機会がありました。
先の北京オリンピック回転競技に出場した石川県出身の小山陽平選手を応援したいとのことでした。
石川県スキー連盟の副会長をしている縁です。
令和4年7月21日と22日にかけて北海道千歳市・札幌市・江別市を行政視察してきました。
コロナ禍の中に3年ぶりの県外視察研修となりました。
北海道千歳市では、防災体験施設「そなえーる」で防災に関する視察を行いました。
平成22年に設置された施設で地震と火災の防災体験ができる施設です、東日本大震災の地震の体験をさせてもらいました、また全国的にも希少な高層建築物の避難に用いる避難体験もできるようになっていました。
屋外には広い訓練広場とヘリポートが備えられていました。
千歳市は、陸上自衛隊東千歳駐屯地、北千歳駐屯地、航空自衛隊千歳基地の3つの防衛施設があり、災害支援を通じて市民生活と深く関わっているとのことです。当然防衛省予算で施設建設が進められたとのことです。
この施設ができたことで、市民の防災に対する意識変化があったと説明されていました。
札幌市では、DXデジタルトランスフォーメーションについて視察しました。
DXの推進にはデジタルに精通した人材育成が必要との考えから、産学官連携で札幌市IoTイノベーションコンソーシアムの部会として札幌AIラボを設立、行政の支援も行い人材育成に取り組んで行くとのことでした。
江別市では、再生可能エネルギー事業や環境に配慮した街づくりが行われていました。
太陽光発電はもとより下水汚泥バイオマス発電、木質バイオマス発電は間伐材利用で道内初の取り組みで電力を購入し公共施設に利用するなど再生可能エネルギーの地産地消に取り組んでいました。
3自治体の取り組みは白山市にとっても大いに取り入れてゆく内容ではないかと思いました、とても参考になる行政視察となりました。
夕食後、夜の札幌時計台・大通公園を散策してきました1万歩の散策となりました。
全国市議会議長会総会が3年ぶりに令和4年5月に開催されました。
全国市議会議長会総会の席上勤続20年の表彰を頂きました。
鶴来町議会議員・白山市議会議員の通算では勤続23年となります、月日の経つのは早いもので、振り返って見るとあっという間の23年間でした。
町議会議員の勤続年数は6年ですが、市議会議員としての勤続年数は1/2となるため3年となります、白山市議会議員勤続17年で合計20年となり今回の20年表彰となりました。
振り返りますと、1999年45歳で鶴来町議会議員として初当選し議員活動に入りました、当時の先輩議員の指導により議会議員として多くの勉強会に参加の機会に導いて頂き基礎的な事項を自分自身、身につけられたからこそ今日があると思っています。
鶴来町の先輩議員には言葉に表しつくせない感謝・感謝でいっぱいの気持ちです。
白山市も合併して17年になります、まだまだ解決しなければならない事柄が山積していると感じています。
今後もこれまでの経験を糧に、合併した白山市の発展住みよいまち創りに、市民の福祉の向上に、68歳の身体に鞭打って頑張って行こうと考えています。
新年あけましたおめでとうございます、令和3年を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
さて、昨年は新型コロナウィルス感染症の世界的な感染によりこれまで経験したことのない年となりました、白山市でも例外ではなくすべてのイベントは中止、議会の全国会議も書面会議がほとんどで東京に陳情に上京する機会もなくコロナ関係の補正予算も9回議決をしたコロナ禍対応に明け暮れた一年であったように思います。
白山市には今のところクラスターと呼ばれるような感染は確認されていないので少し安心していますがいつ何時そのような事態になるかわからないのがこの感染症のわからないところなので油断せず、手洗い・マスク・人との間隔を取ることに注意を払っていかなければと思っています。
3月5日で4年が経過し現在の市議会議員の任期が切れます、白山市の今期の議員任期も2ケ月を切っています、現在のところ次の議員に立候補予定者数は21人に満たない状況のようです。
私も、9月には次期については後進に道を譲ること表明し後援会活動を行っていない状況の現在です。
もしも、無競争となるような事態が発生したならば、有権者に投票の機会を奪うようなことは避けるべきとの思いからなにかと批判はあるかと思いますが市会議員を選ぶことは市民にとって一番近な選挙であり、18歳から投票権が与えられた有権者に投票の権利の行使ができない状態ということは避けるべきとの考えから届け出を行わなければならないのかも知れない。
なにはともあれそんなことにならないように22人が立候補してくれることを願っています。
私は、3月5日までの残された期間精いっぱい白山市議会議員としての務めを全うするため毎日事務所に出ています。お近くにおいでの際はお気軽にお寄りいただければ幸いと思っています。
二回目の議長に就任して早半年が経過しました。
今回は、就任早々から新型コロナウイルス感染症の拡大から、オリンピックパラリンピックが一年延期と成ったことや、各種の総会は全て集まっての会議は行わず文章会議にて行い、懇談会・意見交換会はすべて中止、国会・各省庁への陳情加賀5市議会議長会・北信越市議会議長会・全国市議会議長会の総会も中止となった異例の年度となりました。
マスクが必需品となり常に装着しての生活となっています、新型コロナウイルス感染症が流行した最中、白山市庁舎へ出入りしていた業者の一員が感染していたことが判明したことから拡散しないことを含め感染しないための対策会議が急遽開かれました。
外出自粛、不要不急の外出は避けよとのことから、議会も全員集まることができない状況から会派代表者だけを招集して対応を協議し、市民先頭に立っての行動していかなければならない市長に緊急申し入れを口頭にて行いました。
議会も報酬と政務調査費の一部をひとり親家庭の臨時交付金に上乗せ給付することと保育費のインナーマスク購入費費用に充てることを決定し執行部に申し入れしました。
他の市・町議会も白山市議会の行動に追従するような形で議会費を市民のコロナ対策に充てる予算を可決しました。
白山市は新型コロナウイルス感染症対策の予算の審議は通年議会を行っていることから通年議会の特性を生かしてスピード感をもって迅速に審査し可決対応ができたと自負しております。
議会の審議を行うために3密を避ける対策としてこれまで使用していた会議室を使わないで広い会議室・議場を使用して行うことを決定しました、議場においては登壇する場所はアクリル板の設置で飛沫防止対策を行っての会議へと移行することも決めました。
議会の行政視察も県内は行うこととしましたが県外への視察は当分自粛としました。
新型コロナウイルス感染症対策に明け暮れた半年であっという間に時が過ぎてしまった感じがしています。
実りの秋真っ只中、稲刈りも行いながら現在は9月議会の真っ最中です、予算審議は通常であれば3号の審議をしているのが普通ですが、コロナ感染症の緊急予算も含めると異例の8号の予算審議、最終日には市民のために必要な9号予算が提出される見込みとなっています。
簡単には収束しない新型コロナウイルス感染症、世界中当分は新しい生活様式で対応していかなければなりません、なかなか新型コロナウイルス感染症前の生活様式に戻るのはとても難しい簡単にはいかないと考えています。
あと半年、新しい生活様式のなかで精いっぱい出来ることを頑張っていこうと考えています。
議長に就任してから一か月が経過しました。
新型コロナウイルス感染症の関係で世界中が大変な事態となっている今日この頃ではないでしょうか。
日本においても、安倍首相4月7日に緊急事態宣言を発令する事態となっています。
わが白山市においても、感染者が4名出ており検査しだいではまだまだ感染者が発見される可能性があります。
白山市役所において4月3日メンテナンスに訪れていた外部業者の社員が感染していることが発覚し緊急にて対応の協議が行われました。
金沢市では自覚症状のない前議長が感染していたことが報道されました。
これらのことを受けて、4月6日(月)朝一番に会派代表者会議を開催し、新型コロナウイルス感染症に関することで協議を行いました。
市民の命を守るという大義から9時40分に市長面談を要請、議長・副議長・会派代表者3名で緊急に市長に要望を行いました。
市民の安全に向けた素早い対応・多くの人の集まる市の行事の自粛・安心できる病院の対応など市民の命を守るための発信を市長が先頭にたって国・県とは関係なく独自に発信をする必要がある是非行ってほしい旨要請しました。
学校関係は素早く対応していただき、休校の延長を決めていただき、市長自らメディアを閉じてコメントを発信することになりました。
緊急要望を行って効果があったと安どしているところです。
議会は、3月30日議会として視察に出向くことや受け入れについて見合わせることを委員長協議会において確認・委員会の会議についても大きな会議室を使い議員、説明員の間隔を取り接近しない形でアルコール消毒マスク着用による会議とすることにしました。
議員にはタブレットが配備されていることから、あってはならないことですが議員が感染した場合タブレット活用によるテレビ会議も行えることを確認しています。石川県内では白山市だけの対応ではないかと思っています。
新型コロナウイルス感染症の対応について白山市議会も行えることは万全を期していきたいと思っています。
この騒動が早く収束し正常に戻ることを全世界の人々が願っていると思っています。
このたび、令和2年2月会議おきまして、3月6日(金)白山市初めての代表質問が行われ会派を代表して質問を行いました。
その後、議長の辞職願が提出され議長選挙が行われました。選挙の結果、私が第16代白山市議長に選出され同日就任させていただくこととなりました。
白山市議会としては初めて2度目の就任となり身も心も引き締まる思いであります。
これまで、議会改革の一環として市民アンケートを実施した中から多かった意見は市民の声を聞く議会報告会や意見交換会の充実・女性や若い人が議員になりやすい環境づくりを望むとの内容が多くありそのことをテーマとして28地区で意見交換会をさせていただきました。
地域に出向く議会報告会とは別に意見交換会の充実と女性が議会に参画を促す支援制度の環境整備を行なわなければならないと感じました。
誰のための議会なのか、何を行う議会なのか、初心に立ち返り活動することを念頭に今後も行動していこうと考えています。
日本全体の人口減少対策は急務であり白山市も他人事ではありません、二元代表制の一翼を担う議会として市民目線に立ちながら民意を反映し議会改革を確実なものとして、持続可能な安全安心な白山市づくりを目指して誠心誠意取り組んでまいります。
今後とも、なお一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2019年 令和1年12月13日(金)第32回近畿市町村広報紙コンクールに応募しました。75件の応募の中から、白山市議会だよりが自治体発行の広報紙を抑え、優秀賞3席に選ばれました。
議会だよりの広報としては一番の成績となりました2019年 令和1年12月13日(金) 表彰式が 毎日新聞社大阪事業本部にて執り行われ広報公聴委員会委員長として出席してきました。
当日は、表彰式の後議会だより制作の苦労話や特徴について報告会もさせていただき、第2部として入賞者や審査委員との意見交換会もありアイデアを出し合ったり相談したりしてより一層の紙面づくりに大変役立つ意見交換会となり帰途につきました。
広報公聴委員会委員・議会事務局・印刷業者さんのチームワークのおかげで表彰につながったと感謝しています。次は特賞を狙いに頑張っていこうと思います。
平成28年3月1日に白山市12代議長に就任してはや半年が経過しました。
あっという間の半年で、何をやっていたのやらと思っている今日この頃です。
就任当初は風邪気味の3月議会でやっと声を出して何とか職責を果たし、一ヶ月があっという間に過ぎ去りました。
議会が終わったと思ったら、職員の辞令交付・各種団体の総会・公民館の竣工式・保育所の竣工式・就任のお祝い・各幼稚園、保育所、小学校、中学校、高等学校、大学の卒業式・入学式などほとんど出席しました。
議長としての会議に長野県松本市で開催の北信越議長会に初めて出席、連休は恒例の田植えでしたが連休が明けるとすぐ公務が予定されていて、白山市の友好都市ペンリスから市長一行が表敬訪問・ユネスコのコエリン氏を迎え白山ユネスコエコパークの会議・東京へ石川県選出国会議員にあいさつと超多忙な日々が続きました。
5月21日には元内閣総理大臣森 喜朗先生に臨席いただき「議長就任を祝う会」を320人の出席で盛大に行うことが出来ました。
参加した皆様には楽しんでいただけたと思っています、協力いただいた関係者に感謝感謝でした。
今年は特に東京出張が多く、白山の崩落した濁水問題や、北陸新幹線白山新駅の認可駅陳情に何度も出向く機会がありました。
そうこうしている内に6月議会が始まり、百万石祭りに参加・消防の連合大会・ソフトボールの町内対抗・参議院議員岡田直樹候補の選挙、大勝利で当選を果たしました・石川県市議会議長会が白山市で開催・加賀5市議会議長会の会議・金沢を中心とした中央都市圏の会議もあり暑い夏だったのですがとても時間が短く感じるように終わりをつげました。
9月1日議長就任から半年が経過しました、なんと月日の経つのは早いのかというのが実感であります。この上は、残された期間半年ですが議長の職務をこれまで以上に大切に全うして行きたいと思っています。
白山市議会は、いつでも議会が開催できる通年議会を取り入れて4年目となります、今一度原点に立ち返り、誰のための議会なのか、何を行う議会なのか二元代表制を担う議会として市民と対話し市民に身近な議会となるように努力していきたいと思っています。
このたび、平成28年3月1日白山市議会3月会議におきまして議員多数のご推挙により、第12代白山市議会議長に就任させていただきました。これまでの経験を活かし政治信条である「温もりのある、あたたかい白山市」づくりに白山市発展のため誠心誠意努めてまいります。
白山市も人口減少時代を向かえ、地方創生の大切な時期であります、課題は山積していますが地方分権を受け止めながら、住みやすい白山市を築くことが大変重要ではないかと考えています。
厳しい財政状況下ではありますが市民にとって行わなければならないことは沢山あります、何を優先させるか判断は議会であり議会は大変重要な位置にあると思っています。
市民と議会の関係は開かれた信頼される議会の構築であると考えています。
執行部と議会の関係は二元代表制であり議会はそれを踏まえ議会の権威の向上を議員自ら果たさなければならないと考えています。
いつでも議会が開催できる通年型議会の導入から4年目となります、今一度、誰のための議会なのか、何を行う議会なのか原点に立ち返り行動することが重要であると思います。
今後、議会運営は議会基本条例を基本とし、これまで築いてきました白山市議会の良き伝統を守り二元代表制を担う議会として、執行部とは是々非々の立場にて対峙することはもちろんのこと、議員力向上によりいっそう議会改革を成熟させていきたいと思います。
住民との対話から市民の意思を白山市の政策に反映するための議会報告会も定着して来ました、これまで以上に市民に身近な信頼される議会として残された期間全力で取り組んでまいります。
尚一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ就任の挨拶とさせていただきます。
白山市では、3月22日に議員の定数を条例可決しました。
平成25年2月か3月の次回選挙から定数21人ということで行うことと成りました。
議員定数については、これまで自治体(市町村)の人口に比例させ、人口規模により上限の定数が決められていました。
これまでは減数条例により定数を各自治体で上限以下の数字にて条例制定していましたが、議会制度の充実という観点から、平成22年8月に地方自治法が改正と成り、単純に人口に比例させ定数を決定する枠づけを取りやめ、自治体ごとにどのような議会構成を行うか、自分達の市においてふさわしい議員定数は何人なのか、という観点から自治体で独自にその自治体にふさわしい議員定数を決定すれば良いと言う事に成りました。
自治法によれば、上限定数が撤廃となったことから現在の定数よりも必要であれば増やす選択も可能となったのです。
白山市議会は、これまで各種の市民団体と意見交換会を開催し議員定数の在り方について協議してきました。
現在よりも議員定数を増やせばよいという意見もありましたが、ほとんどが削減か現在の定数28人維持の意見であり、考え方で色々な意見のある事が判明した訳であります。
白山市の議員間の討論会でもいろいろ意見が出ました、議会での議案について議論する場合、議論は多人数ではなかなかむづかしいことから代表を選ぶこととなるわけで、現状の白山市では一般会計510億円の審議や議案の審議を行うためには、議員は兼職ではなく限りなく専職議員であるべきとの意見が多く出されました。
議会は現在委員会方式を採用していることから、議員は必ずどこかの委員会に所属しなければならない義務があります、そこで常任委員会を4委員会から3委員会とし、審議を行う議員数は7人とする事が話し合われました。
委員会により議会運営を行うに当たり3委員会7人より議員定数21人となること。
白山市の人口は現在112,000人であり将来も少子化に伴い増加については厳しい状況の中代表の議員を選ぶ場合の目安として人口5,000人~5,500人に1人という考え方から議員定数21人となる。
この両方の事柄が根拠と成り3月22日に議員定数21人の条例可決となりました。
今後は、通年議会も含め白山市議会の改革を進め、白山市の議員にふさわしい議員報酬(歳費)についても議論し、白山市の議員に誰でもが挑戦できるそして将来の若者や女性も含め良い人材確保のできる白山市議会の環境整備を進めていきたいと考えています。
次回の選挙までもう10ケ月と成りました、町内からの推薦もいただき今回も挑戦することと成ります、議員定数も7人の減となり厳しい状況となりますが、今後とも変わらぬご支援を宜しくお願い致します。
5月16日・17日と、滋賀県の湖南市(こなんし)と甲賀市(こうかし)を視察研修してきました。
湖南市は、改革推進にあたり、「経営の視点」を柱とし、成果の重視やコスト意識の高い行政運営に取り組むため、「湖南市統合型マネジメントシステム」を導入していました。
このシステムは、行政の透明性を図るため、主要事業の進捗を管理し市民に公表する手法、市民サービスの統一的な基準を構築できる事務事業評価、どの職員でも同じ手順で業務を行うことができる業務手順書の手法、これらを統合し、一つのマネジメントシステムとして運用を図ったものでした。補助金など外部評価による事業仕分けを行い、拡充・縮小・統合などといった今後の方向性について検討を加えることが出来ることとしていました、職員からは、「今まで何の疑問も持たずこれまで通り行っていた事業を見直すことができた」、「事務事業に対する緊張感が芽生えた」との意見があったそうです。
典型的な例として、今後、市民サービスの窓口を行う出張所のうち住民票など発行数の少ない所は縮小するとの説明がありました。
市民にわかりやすい開かれた市民サービスの推進をするためには、共通認識の下、理解を得ていくことが大切であるとのことでありました。
甲賀市では、少子高齢化を見据えた中で、住民自治の充実を図るため、概ね小学校区ごとに、自治会、NPO、PTAなど各種団体等による「自治振興会」という新しい組織を創設していました。その組織の側面支援として、平成23年4月から4つの支所の他に、公共施設等を活用し23の地域市民センターに再編成し地域の課題をできる限り、住民自らが自分たちの課題と捉え、解決するための拠点施設としました、旧支所の地域市民センターは、防災など一定の機能は残し、支所機能と市民センター機能の併設で運営されていました。
地域市民センターは、自治振興会の支援業務、担当区域内の定期巡回や市役所窓口業務、公民館業務のサポートなどを行うということでした。
自治振興会ごとに新しいまちづくりを進めるため、「自治振興交付金」を交付し各種補助金を統合し、新たに地域で自由に使途を決定できる基礎交付金とし、区活動交付金、事務加算金や地域独自の事業に活用できる事業加算金の合計金額の交付を行っていました。市民からは「地域内の身近な課題を行政の手を借りずに自分たちで決めることができる制度である等、協働の意識づけにもなり喜ばれているとのことでした。
また、地域市民センターの設置により、合併により市役所が遠くなった市民サービスが低下した、職員の顔が見えないなどの不安が解消され、職員の顔が身近になり、対応がこれまでより早くなった、等喜ぶ声があったとのことでした。
甲賀市の取り組みは、市の行財政改革を進める一方、住民と行政の協働のまちづくりにも重点をおいた施策を行っていました、本市における支所組織の再編や住民自治のあり方について、今後検討するにあたり大いに参考にする必要があると感じた所であります。
平成23年皆様には健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
早いもので、2月1日合併して6年が経過し7年目入りました、合併特例債という大変有利な起債(自治体の借金)も後4年しか利用する事が出来なくなります。
集中と選択により、必要なものには大いに利用して整備していくことが肝要ではないかと思っています。
さて、昨年10月24日に角 光雄初代市長が急逝され、急なことではありましたが市長選挙と成り12月5日に2代目市長に作野広昭氏が当選されました、53歳という若い市長の誕生と成りました、これからは前角市長同様是々非々にて議論し、健全な白山市になるようにこれまで同様、微力ですが頑張っていきたいと思っています。
議会の方は、12月定例議会において、石川県の市町では初めての議会基本条例を全会一致にて制定しました、この条例の制定によりこれまで以上に市民と向き合い議会は何をやっているのかとか、議会は必要ないなどと言われないように二元代表制の意義をしっかりと果たしていきたいと思っています。
また、この2年間文教福祉常任委員会の委員長を務めさせていただきました今回の委員会構成は白山市の各支持政党のすべが委員となっいる大変異色な顔触れと成っていました、委員会は何時も活発な意見があり他の3委員会と比べるといつも終わるのが最後となる充実した委員会であったと思っています、執行部に対して多くの提言を行い、チェックも行ってきたと感じています、代表的にものにジオパーク(地質公園)を推進し観光につなげればとの提言はすぐに市長が推進室を設置、今年中に日本ジオパークに申請するとのスピード感のある対応でありました。小学校の建設計画も鶴来の朝日小学校・松任の松南小学校・美川の美川中学校・鶴来の明光小学校の新築計画の審議やあかね保育所の移転新築・病児保育施設の新築など多くの物件の審議をしてきたと思っています。
どれもこれも将来の子供たちのため、大いに利活用され良い子供たちが育ってくれれば良いと思っています。
昨年はスポーツ界でも井口町出身の森下純平選手が柔道世界選手権で優勝するという喜ばしい出来事がありました、日本一をとおり越して、世界一になってしまったのです。
来年のロンドンオリンピックに是非出場して欲しいと願っているところです、皆んなで応援していこうではありませんか。
今年も、市民の立場に立って、本音で議論し本物の改革を行い本当に住んで良かったね合併して良かったと感じられる白山市創りに頑張っていきます、変わらぬご支援をお願いいたします。
平成22年が明け皆様健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
さて、早いもので、白山市議会議員選挙から約一年が過ぎようとしている今日この頃です。
昨年は、国会も国民の選択により、民主党の政権に変わりました、平成維新だなどと言われこれまでと大きな変化があった年ではなかったでしょうか。
これまでの自由民主党政権が全て良かったとは思いません、民主党によってこれまでの悪しき慣習が是正されることは一面良いことだと思います、しかし、現実に政権与党となって国民との約束を優しいスローガンやばらまきにより国民の耳に心地のいいように言っていたように感じます。
財源の根拠がなかったことが露呈されました、国民との約束、マニフェストとかが実現できないようではただ単に他者依存や甘えの方向に人心を駆り立てて国を壊すことにならないでしょうか。子供手当は一見子供のための政策として良いように思いますが、国債(借金)を多くするということは、将来の子供たちに借金を返済をさせると言う事に繋がり、どちらが良いのか本当に本質をもっと精査し国民に分かりやすく説明すべきではないかと思います、今が良ければいい、将来はどうなってもよいでは国の将来が心配されます。
私は自民党でも、民主党でも第3局でも構わないと思いますが、ほんとうに国家国民のためになる政治を行ってほしいと願っている一人です。
さて、白山市も合併して早、6年目に入ります。
合併特例による財源の特例も半分が経過してしまいました、国からの交付税の合併特例も約24憶円ありますが11年目からだんだんと減少していきます。そのことについての対策をこの6年目から行っていかないと市の財政は大変なことにならないか危惧しています。
市民のために安定した健全財政にしなければ、いろいろな政策も実現することができなくなるのではないでしょうか。
20年度決算では、経常収支比率が97.1%となっており財政的には硬直化しています、綱渡りの状態がまだまだ続きます、今後の投資的事業など公債費(借金)を勘案しながら精査の上、事業を行わなければ財政破たんに繋がりかねない状態であると思います。
今の白山市は、政権交代で今後の国の方針も明らかでない現在、地域主権と言っていますが新しい事業を行う時期ではなく、財政を安定させるための方策を最優先することが、将来の子供たちのために重要な時期ではないかと考えています。
これからは税収も減少することが避けられない白山市、経費関係の削減に聖域を作らず断行することが重要に成って行くのではないでしょうか。
白山市議会も議会改革特別委員会を設置し、本物の二元代表制の意味を吟味し議会として住民の立場に立っての白山市創りに、「本音で議論して、本物の改革を行い、本当の白山市創り」をモットーに頑張って議会改革も行わなければならないと感じています、市民に親しまれる信頼される議会になるように今後も頑張って活動していきます。
今後とも変わらぬご支援をお願いいたします。
委員会は、5月19日から21日までの3日間にわたり、茨城県常総市、埼玉県越谷市、東京都江戸川区、小平市を視察研修した内容について概要報告します。
まず、常総市の中学校希望制についての視察について。
この制度は、小学校6年生児童と保護者が各中学校の実態を知った上で、本人の希望や目的、通学条件にあった中学校を希望できる制度でした。
中学校希望制度の意図するところには大きく分けて3つありました、1つ目は自分で選ぶことにより自分自身の目標をもって入学することとなり、学習意欲の向上や愛校心が培われること、2つ目は保護者も一緒になって学校の教育方針に賛同して選んだ責任から、積極的に学校と関わるようになること、3つ目は特色ある学校づくりを行うために、学校の活性化を目指すことでした。
一般的には「学校選択制」というところが多いのですが、常総市では、通学区域の指定は変えずに、入学時に希望できる「希望制」としていました。
中学校を希望する理由として一番多いのは部活動であり、小学校で習っていたクラブ活動を優先させる子供が多いとのこと、その次の理由としては通学距離の関係ということです。
合併した常総市では、中学校の希望制の効果として、これまでの通学距離が半分になった地区もあり大変に喜ばれていました。
また、各中学校ではスクールガイドを作成し、学校の特色をPRすることから、学校の活性化にも繋がっているのですが、将来的には学校の統廃合の問題もあり、通学区域の変更も考える必要がでてくるとのことです。
白山市においても、通学区域の変更を希望する声もあり、今後協議していく必要があることから、このような取り組みは参考にすべき課題と考えさせられました。
次に越谷市の教育センターの取り組みについての視察について。
市の教育センターでは、教員の資質や指導力の向上を図るため、各種研修会を実施しているほか、市民ニーズに応える教育相談事業の充実を図っていました。また、不登校児童生徒の支援対応としての適応指導教室「おあしす」を設置し、不登校児童をなくす取り組みにも力を入れていました。
昨年度は「おあしす」の在籍生徒は37名でしたが、努力の結果27名が普通学習に復帰したとのことで、この成果は、おあしすの担当者が学校担任との連絡会や保護者との面談を定期的に行ったことと、学校への不登校訪問対応に対しても力を入れたことが要因であるとの説明でした。
このほか、小中学校にあるコンピュータ室の運用も教育センターで管理するなど、学校系ネットワークの整備・運用に力を入れており、教員1人に1台ずつパソコンが配備されていました。
課題としては、夜間に教員の各種研修会を開催しても参加者が少ないこともあり、今後は工夫しながらより質の高い教育センターを目指し、若手教員の指導力向上を図っていくとのことです。
越谷市の教育センターは、本市と比較すると、規模や設備の充実に大きな違いがあるものの、担当職員の説明からは教員の資質向上や指導力の向上そして不登校児童をなくすという強い意識が感じられ、学ぶべきところはたくさんあるように感じたのは、私一人ではないと思います。
次に江戸川区のすくすくスクールの視察について。
すくすくスクールとは、文部科学省と厚生労働省の連携で発足した「放課後子どもプラン推進事業」を実施したものでした。
放課後の教室や校庭、体育館など、行政財産である学校施設の利活用で、児童がすくすく、のびのびと様々な活動ができる事業であり、地域・学校・保護者の連携により多くの大人と交流することで、子供たちの豊かな人間性を育むことを目的としています。
江戸川区では、平成15年度に試行錯誤の上、1校をモデル校としてスタートした後、現在は区内73校全ての小学校で実施していました、小学生全学年が対象で、日曜・祝日・年末年始を除き年間300日ほど運営されています。
登録区分は一般登録と学童クラブ登録に分かれており、保護者が仕事等で、留守になる児童を預かる学童クラブ機能も包括して実施していることも大きな特徴でした。
運営体制としては、区の常勤・非常勤職員や臨時職員が見守る中、児童が登録区分に関係なく様々な活動を行うほか、地域のボランティアや保護者の方が体験教室やイベントに関わり、特色ある活動を展開していました。
担当者の説明では、この事業を通して子供とその地域の大人とのふれあいの場を持たせ、顔見知りの関係を築くことから、やがては学校の外で出会ったときにもあいさつを交わすなど、地域全体が子供たちの健全育成の場として広がっていくことを目指しているということであります。
白山市では、学童保育を実施していますが、学童クラブでは定員や対象学年が規制されています。このような中、規制を設けず6年生まで誰もが参加でき、経費をかけずに学校施設を有効に利活用しているこの事業、知恵を使った江戸川区の取り組みの説明を聞いた議員の中には、非常なカルチャーショックを受けたとか、小学校と地域の関わりにこんな方法があったのかこれまでの進め方は間違っていたのではないかとの私見を述べ疑問点について質問をしていました。
この江戸川区のすくすくスクールは白山市においても大変参考にすべき事業であると強く感じました。
最後に、小平市の準夜応急診療事業の視察について。
小平市では、市の健康センターに開設している平日準夜応急診療所に小児科専門医や内科医を増配置したほか、平成19年度からは日曜日の準夜間も含め、毎日初期救急医療を実施していました。
もともとは、公立病院で夜間の小児救急診療を実施していましたが、担当医の負担が大きく、医師会に協力を求め始めたものだそうです。
昨年度の受診実績は、合計6,3000人で、そのうち小児科は7割を占めているとのことでした。
現在昼間の休日応急診療は、市内の医療機関において当番制で行っており、利用者からは「場所がわかりづらい」とか、「駐車場が少ない」といった声もあり、来年度からは市の健康センターで実施していきたいとのことでした。
本市においても小児救急医療体制の充実を図るため、医師会とも調整し実施に向け協議を進めてほしいと感じました、小児救急医療体制の充実は、子育て世代にとって安心を与えるものであり、このような取り組みは学ぶべきものがあると思いました。
20日の夕方のニュースで、八王子市において新型インフルエンザに感染した高校生が発見されたとのこと、小平市は近くでありますので当日小平市の担当部局が緊急会議を開催しており場合によっては視察が出来ない事態になるかもしれないと緊迫した中での視察となりました。
少し時間が遅れての視察となりましが無事に終えることができました、帰り際には私たちがJR線に乗車することから、品薄となっいるマスク2セットを支給して頂きました、感染しないように気をつけてお帰り下さいとの気使いです。
潜伏期間後も誰も発熱せず感染しないで帰ってこられたことに安堵しているところであります。
このほか、常総市では国庫補助事業子供安心プロジェクトのスクールガードリーダー制について、越谷市では病後児保育事業についても視察してきました。
強行スケジュールの中でしたが、白山市として参考になる視察ばかりで、6月の議会定例会でも視察内容を白山市で反映できないのかとの質問が数多くあり文教福祉常任委員会の行政視察としては大変実りの多い視察であったと喜んでいます、今後も市民のために視察した内容を精査しより良い白山市づくりに頑張りたいと思います。
2月1日より白山市も5年目に入りました。
4年前、合併に伴い行われました市長選挙と市議会選挙が2月15日告示にて2回目の選挙が実施されました。
色々な条件が咬み合わさった中で、両選挙とも無投票となり市長市会議員が決定したところです。
当初は激戦が予想されましたが、蓋を開けてみると無投票当選となりました。
当日は2月とも思えない穏やかで温かい日となり選挙活動も大変行いやすい気候でした、一転16日からは北陸特有の冬型となり雪の降吹雪となり大変な荒天となりました。
選挙が15日、当日1日で終わらなければ今頃は選挙真っ只中、自分自身は良いとしても、ボランティアで応援していただいている運動員の方に大変な思いをかけたかと思うと1日で終了したことに今更ながら安堵しているところです。
有権者の皆様の中には投票したかったと考えている方も大勢いたのかもわかりませんが、私自身、無競争当選という結果の重責を感じ、今後の議会活動を行って行かなければならないという責任感が沸いてきています。
過去の議会で何度か一般質問を行なっていますが、市民のために白山市の財政を安定した健全財政にしなければ、これまで発言している政策も自治体として実行することができなくなると考えています。
19年度決算では、経常収支比率が98.5%となっていることから財政的には硬直化しており綱渡りの状態がここ数年続きます、今後の投資的事業など公債費を勘案しながら精査の上、事業を行わなければ財政破たんに繋がりかねません。
この4年間に、経費関係の削減も待ったなしに聖域を作らず統廃合など断行することが重要に成って行きます。
これまで、事業を行うとき少しでも良いものを作ろうとの議論から、今考えると運転経費がかさむ無駄な施設も建設してきていると思います、停止している施設が一体幾つあるのでしょうか、作る時から、維持管理費のことを考えて行くように議会として提言していかなければならないと思います。
急激な改革は歪が生ずる恐れがありますから、一つ一つ確実に小さなことからやって行くことが肝心であるとの考えから、本物の白山市創りに本音で語り、本音で議論して、本物の改革を行い、本当の白山市創りに全力を傾注してゆく覚悟です。
最後になりますが、白山市2期目当選させていただきましたことに感謝とお礼を申し上げます。
これまで同様、ご支援くださいますようによろしくお願いいたします。
平成20年度がこの4月より始まり、白山市としては2月から合併して4年目に入りました。
私たちの議員任期も平成21年3月5日で余すところ一年を切ってしまいました、残された期間ではありますが一生懸命に議員活動を行って生きたいと考えています。
さて、昨年は3月25日能登地震が発生し防災に対して考えさせられる一年でした、また食品製造など偽造が多く発覚した年でもありました、生きるための食料です安全で安心して食することが一番大切なことではないのでしょうか。昨今の食料問題から自給率約39%の日本これで良いわけではないでしょう、田園都市白山市が食糧生産の面で脚光を浴びるのもそう遠くないような感じがしています。現在白山市は3年が経過し市としての基礎作りが着々と進められてきているのが現状です。
今年平成20年には白山市の将来のまちづくりの基本となる白山市マスタープランの策定が行われ、今後はこのマスタープランに沿って市づくりが進められます。
自然、ひと、まち、を基本理念として「豊かな自然とひとが共生する自立と循環のまち」つくりを目指して市つくりが着々と進められていきます。
ところで、昨年6月財政健全化法が制定され、国による自治体の健全化の関与がこれまでとは180゜方針が変わりました、四つの指標が設定されその数値が一つでも超えればすぐに国の指導が入る仕組みとなります。
議会としては夕張市のように財政破綻しないように今後も監視し提言していかなければならないようになり、とても重要な時期になったと考えています。
白山市は、これまで投資した事業等の結果、市民一人当たりの借金は140万円・総額1581憶円となりました。の一般会計、一般家庭でいわれる家計は平成18年度において474億8,977千万円、19年度は430億3,000千万円となる見通しで貯金は17億4千万円となり、前年度比較で44億5千万円減額した中で財政運営を行っています。
白山市の財政はここ4年間の借金返済が多額に上り厳しい財政運営がしいられます、スキー場関係、白山市の庁舎、クレインの建設や道路整備などの返済がピークとなります、返済額の各年度予定は19年-80.9億、20年―79.9億、21年―79.8億、22年―81.7億、23年―80.0億であります。
しかし財政運営が厳しい中でも、福祉関係、少子化対策、教育環境の整備、防災対策、交通、道路などの整備を行っていかなければなりません。市議会議員は議案議決が一番の仕事ですが、一般質問や執行部への提言も議会人としての仕事ですし、効率的に予算の配分が行われ市の運営が的確に行われているかチェックを行う事も議会として重要な仕事の一つであると考えています。
また、今年度からは、少子化対策や教育環境の整備では、子供医療費で現在小学校6年生まで無料を、4月より中学3年生まで無料に拡大となります。
保育料基本料金は2人目半額、3人目基本料金1/10となっていますが4月以降3人目無料となります。 学校建設でも、山ろくの統合小中学校は建設中であり、平成20年開校予定、鶴来地区では広陽小学校の耐震大規模改造は完了し安心して勉強できるようになりました、広陽小学校の放課後児童クラブ(あおぞらクラブ)の建設も完了しました、今後は朝日、明光小学校建設の建設工事が進められることとなります。
私の今後の取り組む課題としては、職員の効率的な配置、経費の節減の観点から支所の統廃合の問題がありますし、鶴来地区の公民館に併設の小体育館建設の件もあります。また、住民の安心のために公立病院があるわけです、松任石川公立病院は順調に経営がなされており住民からも信頼されているように、鶴来病院もそのような信頼される病院になるように頑張らなければいけないと考えています。
スキー場整備の問題は方向性が決まり、今年新しい方式で運営がなされある程度成果が表れたと思います、工業団地の造成工事も着工となりますし、白山の世界遺産登録の申請など多くの課題がありますが、県内でも人口増加や観光資源、工業の立地条件の良さなど白山市は希望のある市であると思います。
希望ある白山市が安全で安心して住めるまち、住んでよかった、住みたいまちづくりに、そして今後も、将来の子供たちに負担を担がせないような白山市であることを基本として、執行部に対して提言を行い監視も行、発言する議員として議会活動に頑張って行こうと思っています。今後とも、ご支援くださいますようにお願いいたします。
今回、議会活動を多くの方に知っていただくために、そしてあまりお会いできない方たちからご意見も頂けたらと思いホームページを開設しました。
2005年12月松任中央病院に新設された最新の検査機械「ペット」により腫瘍が発見されました。2006年1月に精密検査を受けた結果、4月に腫瘍摘出手術を行うことになりました。
手術は大成功で経過も順調に推移しています。手術から一年が経過し普通の普段通りの生活が営めるようになりました。担当してくださいましたお医者さん、看護士の皆さんの使命感と献身的な看護に大変感謝しています。またお見舞いにきていただき元気づけていただいた皆様にも感謝して生活しているこの頃です。
去年の5月は点滴をしてベッドで養生していて出来なかった田植も今年は何とか手伝いをしながら共同にて終えることができました。今、苗は順調に育っています。それから、担当医からは、リハビリになるからと勧められているゴルフも昭和28年生まれの二八会に一年二ヶ月ぶりに参加することができ同級生と楽しくプレーすることができました。(ちなみに成績は100点満点でした)
今年春先には、思ってもみない場所、能登の地震がありました。これまで防災対策委員会委員長として2年間防災に対して調査研究してきました。今年3月定例会で委員会の活動報告を行い防災対策特別委員会は解散しましたが、これまでの阪神・中越大震災の視察で教えていただいたこれまでの体験、反省、対策のことも含め、消防防災拠点となる消防本部の建設についての提言をとりまとめ報告しました。今後の白山市の防災対策の一助になればと願うところであります。
5月24日から27日まで白山市ロシア協会に同行して、ウスリースク市を訪問しました。将来の白山市との友好都市の可能性を探る訪問であり、角市長の親書もウスリースク市長に代表から手渡しました。参加した各部の部長達と交流を深めてきたところです。
さて議会のこれまでのことですが、一般質問では財政関係のことを多く質問してきました。私自身も詳しいわけではありませんが勉強しながらの質問です。特に白山市の財政が安定していなければ、住民の福祉に対応する施策がとれないわけですから市としては一番重要なこととの思いから沢山質問をしてきました。今後も注視していきたいと考えています。
そのことが、住みたい市、住んでよかったと言われる白山市につながるものと確信しています。
温もりのある「あたたかいまち」づくりを基本に今後も励んでいきたいと考えております。これからも応援をお願いしまして近況報告にしたいと思います。