議会だよりPARLIAMENT

平成19年9月定例会自治体健全化法、職員への周知方法を示せ

自治体健全化法、職員への周知方法を示せ

厳しい財政の認識を踏まえ、法の周知を徹底する

  • 村本一則

自治体健全化法、これまでの法律との大きな違いは

この法律の適用は2年後、普通会計だけでなく、特別会計や一部事務組合・公社・第3セクターをも含んで監視対象を拡大した、単年度の実質赤字比率、連結赤字比率、実質公債費比率だけでなく、債務負担行為に基づく支出予定額も含めた将来負担比率も考慮した財政状態の判断指標を導入するものですが、これまでの現行法との大きな違いについてどう把握しているのか。

現行の地方財政制度の問題点を是正する、重要な変更であった

夕張市のように突然破綻を宣言するような事態とならないよう、健全化判断比率の公表を義務付け、財政情報の開示を徹底したことと、新しい財政健全化の4つの指標により国が自治体を再生団体と健全化団体に指定することになった点が大きな違いである。(市長)

白山市独自のバランスシートの作成は

これまで、総務省モデルのバランスシートが作成されてきたが、単に総務省への報告の資料として作成され、適時性、正確性の点で問題があると指摘されていた。 各自治体との比較検討には優れているが、発展性に欠けるなどの問題点もあり各自治体では独自のバランスシートを作成する動きが広まってきている現状である。 自治体健全化法の施工に伴い、以前にも増して必要性が高まってきている自治体独自のバランスシート白山市は作成しないのか。

白山市方式のバランスシートができたらいい

束田企画財政部長 昨年9月に設置した、公会計制度実務研究会にて検討を重ね、企業会計における複式簿記・発生主義を全面的に導入する方式へと、総務省方式から改訂モデルへそして基準モデル方式のバランスシート作成へと順次進めてゆく。

  • 健全化法、行財政改革が急務となる白山市健全化法、行財政改革が急務となる白山市
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